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ネパール

昨日、今日の北海道新聞に「共生新時代」というコラムが掲載されていました。

日本に行って働きたいというネパール人が、悪質な仲介業者に騙されてしまった事例などが紹介されていました。

ネパールに限らず、日本に来るために高額な借金を抱えてしまうケースがあることはよく知られています。日本政府はネパール政府と悪質な仲介業者を排除することなどに関する覚書を結びました。しかし、その効果がどれほど発揮されるのかは不透明です。

また、記事の中では、日本で自殺してしまうネパール人が増えていることも紹介されていました。この点、日本に来る外国人が増えるにつれて、死に至ってしまう数も増えてしまうのかもしれませんが、どの国の人にとっても「日本は安全に暮らせる国」を目指すべきだと思います。

とある大学において、留学生(日本語を学ぶ研究生?)が劣悪な学習環境下に置かれて退学したり、行方不明になったり…という報道もありました。外国人をただ単に「金ずる」と考える悪い人たちがいることも事実でしょう。また、外国人の中にも、就労を目的として形だけ「留学」…という例もあるかもしれません。

外国人の受入に関する新しい制度が浸透するなどして、外国人にとっても日本人にとっても、日本が素敵な国であるよう、法律・教育・福祉…etc.での環境整備がなされていってほしいものです。