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日本語学校の厳格化

報道によると、出入国在留管理庁が「日本語学校」の設置基準を厳格化しました。

 

年度ごとの修了者の70%以上が、日本で進学や就職するか、日常会話レベル以上の日本語能力を証明することが必要で、3年連続で基準を下回れば新規の受け入れを認めないとのこと。適用は9月1日から。働くことを目的とした「偽装留学」の防止や、日本語教育の環境整備をすることが求められています。

確かにテレビのドキュメンタリー番組などを見ていても、首都圏の居酒屋で働く多くの外国人は「留学生」ですね。アルバイトは週に28時間までしかできませんが、それ以上に働いている現状があることは容易に想像できます。

 

 これまでは、日本語学校の全留学生の平均出席率が「1カ月で5割」を下回れば、新たな留学生の受け入れを停止していたのですが、今回の改正では、この基準が「半年で7割」と厳しくなりました。

 

 留学生が資格外活動としてアルバイトなどを行う場合には、学校に勤務先を届け出ることも新たに求めます。学校側は1カ月の出席率が5割を下回った場合は、アルバイト先の情報と併せて入管庁に報告することになります。

 

この厳格化が、日本語学校や外国人留学生たちにどのような影響を及ぼすのか?

また、外国人留学生に依存せざるを得ない、コンビニや居酒屋などにどのような影響を及ぼすのか?